三島の不二美のうなぎは日本一ィィィィッ!

だと、個人的には思ってる。東京でいくつもの名店と呼ばれるところを回ったけど、不二美に適う鰻屋は稀だし、なんと言っても東京の鰻屋は時期によって味が大きく変わる。こないだ行ったときは美味しかったのにっていうパターンがかなり多い。

ところがこの不二美のうなぎ、いつ行っても美味しい。わざわざうなぎのために、新幹線を降りたり、わざわざうなぎのために、旅の行き先を三島にしたりするほど美味しい。

 

これも完全に個人的な見解だけど、どうも三島のうなぎは日本一のようだ。

天然うなぎがいつも美味しいわけではないことは、以前の記事で書いたとおり。三島のうなぎは養殖である。多くが浜名湖産らしいが、他にも日本各地からいいうなぎを仕入れているようだ。産地で言えば、個人的には愛知県一色産が美味しいと思っている。

 

三島の水は、富士山からの地下水である。一本何千円とする富士山の水が、そのへんの川に流れていて、水道をひねったら出てくる。三島の人はお風呂も富士山の水を使ってるわけだ。

うなぎは元来、泥水のような場所で生息している。養殖池も泥水である。清らかな水だと逆にストレスが貯まって美味しくない。そのため、うなぎは元来泥臭い魚なのだが、うなぎ卸業者は生きたうなぎを清水に一週間ほどさらす。泥や糞を出させ、胃腸を空っぽにするためだ。その際使う水の温度が重要らしく、三島では一年を通して16度近辺で保たれており、これがうなぎの旨さに直結するらしい。余分な脂肪も落ち、臭みが抜ける。ミネラル分豊富な湧き水がうなぎの美味しさを助長するという説もある。

 

というわけで、うなぎの産地でも無いのに、三島がうなぎで有名なのは、富士山のおかげのようです。ありがとう、富士山。とても美味しゅうございます。

 

 

 

 

 

 

 

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