あなたは本当のカニ通販の

選び方をまだ知らない・・・(かもしれない)

 

ネット上に数あるカニ通販ですが、あなたはどうやって選んでいますか?

なんとなくネット上にある適当なランキングで選んでないでしょうか?

 

初めてのカニ通販、変なカスカスのカニが届かないか?ちゃんと届くのだろうか?心配は尽きません。

ここでは、まずは基本となるカニ通販の知識と、どのカニ通販がオススメかランキング形式で紹介していきます。

 

この記事を書いているのは・・・

本田鮮魚店という魚屋のネットショップを黎明期の2003年から16年間運営していた店長の本田和也です。親父が魚屋だったので、小さい頃からカニを食べ、カニの美味しい食べ方は熟知しています。詳しいプロフィールはこちら

 

カニ通販を選ぶのに大切なこと

魚屋の立場として、カニ通販の失敗しない選び方で大切なことは2つありまして・・・

  • いいカニ通販会社を選ぶ
  • 客自身がカニ通販について詳しくなる

ことだと思います。以下に詳しく解説していきますね。

 

いいカニ通販会社を選ぶ

まずは失敗しないカニ通販会社の選び方ですが、こちらもやはり2つのポイントがあります。

  • カニの流通量が多いショップ
  • レビューの評価がいいショップ

レビューの評価がいいショップはまあ当然と言えば当然なのですが、カニの流通量が多いショップとはどういうことでしょうか?

流通量が少ないとやばい?

カニは年中獲れるわけではなく、漁期に獲ったカニを冷凍保存しておくわけです。流通量が多いショップだと、次々カニが売れていくので、どんどん新しいカニが入荷するのですが、流通量が少ないショップだとそうは行きません。

中には何年も冷凍庫の中で眠り、冷凍焼けしている、鮮魚業界でいわれる「ゾンビガニ」を販売しているショップもあります。

なのでいいカニ通販会社を選ぶポイントとしては、流通量の多い大手のショップを選ぶようにしましょう。

レビューの評価がいいショップ

これは当然と言えば当然なのですが、レビューの評価が良いショップを選ぶようにすれば大まかには間違いは無いです。ただレビューも自作自演の可能性も捨てきれないので、ポイントとしては悪評価もちゃんと公開しているショップがオススメだと思います。

あとはリアルなクチコミですかねー

周りにカニ通販を利用したことのある友人知人がおられたら、その人のショップなんかは信頼度高いですよね。

ちなみに僕が実際に注文して食べて、なおかつおすすめできるカニ通販会社は、かに本舗かにまみれますよねマルゲン後藤水産です。北国からの贈り物のカニは食べたけど、塩気がキツかったのであまりオススメしてません・・・(たまたまかもしれないですが)

 

客自身がカニ通販について詳しくなる

カニを注文する前に、まず購入者自身に知っておいてもらいたいことがあります。これを知らないと、せっかくいい店でカニを買っても失敗することになります。

実はカニ通販には二種類ありまして・・・

生のカニ と ボイルガニ

 

大まかに言うと・・・

カニスキなど鍋で食べるなら生のカニ

 

カニをそのまま食べるならボイルガニ

を選んでください。

 

生のカニってどんなの?

まずは生のカニについて解説したいと思います。

生のカニと言っても冷凍していないわけではなく、加熱処理をしていない冷凍のカニになります。

例えばこんな感じで届きます。

こちらはかに本舗生ずわい蟹半むき身満足セットですが、鍋用のカニです。

 

にするなら 絶対に生のカニを選んでください。

 

他にも焼きガニやカニのバター焼きなど加熱するなら生のカニを選ぶようにしましょう。

なぜなら、一度加熱されたボイルガニを再加熱すると味の抜けたスカスカのカニになってしまうからです。ボイルガニを蒸す、再度茹で直すなど温かく食べる方法がいくつか紹介されていますが、あまりオススメは出来ません。確実に味が落ちます。

 

カニ通販で失敗する場合の多くがこの間違いです。

ボイルガニを鍋にしてしまったら、このカニは失敗かと思うくらい、本当に美味しくないんです。味が抜けてカスカスになります。学術的な詳しいメカニズムは分かりませんが、一度茹でられて細胞が破壊されたカニを、再度湯の中に入れてしまうと、急速に味が抜けてしまうんだと思います。とにかく美味しくない。

「冷凍のカニは美味しくない」という一般的なイメージがあるかもしれませんが、多くの場合はこの失敗です。最近は冷凍技術が進んでいますし、適切に解凍すれば冷凍していないカニと遜色ない味です。どんな高級なカニを買っても、この間違いがあれば失敗してしまいます。

 

生のカニのメリットは2つある

ここでは生のカニのメリットをご紹介します。僕が考える生のカニのメリットは2つあります。

 

温かくカニが食べられる

やはり一番のメリットは暖かくカニが食べられることでしょう。生のカニはもちろん生なので調理しなくては食べられないのですが、だからこそ調理したてが食べられます。

見てください、この美味しそうなカニ!やっぱカニは鍋がいいですよねー。

生から加熱されたカニの身は、ふっくらしてて、口の中に入れるとカニ汁がほとばしります。簡単にいえば超美味しいです。

カニの身に、ちょうど火が通った絶妙なタイミングで引き上げて食べると、それはそれはもう至高の域です。海原雄山先生も笑顔になること間違いなしでしょう。

 

料理のバリエーションが多い

生のカニは自宅で調理するからこそ、様々なカニ料理に化ける事ができます。生のカニだからこそ味わえるいくつかのカニ料理をご紹介します。

 

カニ鍋(カニスキ)

やはりカニ料理の王道はカニ鍋(カニスキ)でしょう。カニを食べる!と言われたら、多くの人が多くの人がカニ鍋を想像するのでは無いでしょうか。

 

カニの季節は冬。冬といえば鍋。カニの王道はカニ鍋です。家族で鍋を囲んだら、みんな笑顔になること請け合い。カニを食べてるときは無口になると言われますが、それは美味しさに集中しているからこそ。食べ終えたときはみんな満足。

鍋から上げたカニを、殻から外す瞬間は、なんとも言えません。

 

そしてカニ鍋(カニスキ)の最大の魅力は・・・

なんと言っても締めの雑炊!カニのエキスがすべて詰まった出汁にご飯を投入し、卵を落とせばご飯全部がカニの味!これは今までカニと格闘してきた鍋の参加者だけが得られる特権です。

※ 雑炊を美味しく食べるための注意点
カニ鍋(カニスキ)のフィナーレを飾る最後の雑炊を美味しく食べるためのポイントは3点。これさえ守れば間違いなし。

  • カニ以外のメイン具材は控えめに
  • 肩肉から出汁を出す
  • 塩は控えめ

具材
やはりカニ鍋なので、カニ以外のメイン具材は控えめにしてください。特に肉系、青魚は入れないほうがいいでしょう。入れるなら白身の魚や貝類など、カニと喧嘩しないような具材を入れてください。野菜は問題ありません。

肩肉は最初に
カニの身で脚に注目が行きがちですが、肩肉もとても美味しいです。

でもこの肩肉、食べにくいのが難点。なので肩肉の美味しさは二の次にして、鍋の最初の方に入れて、出汁を出すことを優先しましょう。

肩肉を最初に入れて、最後に食べる。

肩肉は意外と煮すぎても、そこまで味が悪くなりません。でもしっかり出汁は出してくれるので、雑炊するには必須の具材です。

塩味は控えめ
カニは身自体に塩分を多く含んでいます。なので普通に煮ていれば、しっかり出汁に塩味が付きます。なので雑炊を作る前に出汁の味見をして、塩加減を確認するようにしてください。

僕は塩は入れずに、醤油を香り付け程度に入れるだけで雑炊を作ります。

 

ちなみに、カニ鍋とカニスキの違いですが、個人的にはこう考えています。

  • 水炊き、ポン酢で食べる → カニ鍋
  • 味付きの出汁で鍋 → カニスキ

個人的にはカニ鍋のほうが好きですが、どっちも好きです。だってどっちも美味しいから。

カニしゃぶ

カニ鍋とはちょっと違った趣向で食べるのがカニしゃぶ。これは注文するカニが変わってきて、カニのポーションで食べます。

カニしゃぶのいいところは食べやすいところ。ポーションは最初からむき身になっているので、殻から身を外すこと無く、するっと食べられちゃいます。そのままじゃぽーんと鍋に投入するもよし、殻の部分を持ってしゃぶしゃぶするもよし。

 

カニしゃぶ自体はとても美味しいのですが、デメリットがひとつだけあって、それは雑炊の味が劣ります。

先程も伝えた通り、雑炊の味を決めるのは肩肉です。カニしゃぶ用のポーションには肩肉は付いてないので、どうしても出汁の味が弱い。それでも十分美味しいですけどね。

人数が多いなら、カニ鍋とカニしゃぶのハイブリッドにしていただければ最高のカニ鍋が楽しめます。

焼きガニ

かの海原雄山先生も「カニの味を最大限引き出すなら焼きガニだ」的なことを言ってたような、言わなかったような・・・とにかく焼きガニ、美味いです。

写真はタラバガニです。焼きガニを作るなら、やはりカニの殻が分厚いタラバガニがオススメ。ズワイガニだと殻が薄いので、焦げて下が破けちゃうことがあります。

表面のカニの身がふつふつしてきたら食べ頃。鍋とは違う、カニの身の鮮烈な味わいが楽しめますね。

カニのバター焼き

これマジでオススメ!

カニのポーションを、うっすら油を引いたフライパンなどに乗せ、じっくり焼いていき、焼き上がったらバターを落とし、最後にしょうゆをほんの少し。ああ、なぜカニとバターがこんなにも合うのだろう・・・

もしあなたが、カニしゃぶを食べるなら、カニのポーションを少しだけ別でよけておいてください。そしてバター焼きにしてみてください。本当に美味しいから。ただ、たくさんは食べられないので2~3本で十分です。でもやる価値あり!!!

生のカニの商品の種類

カニ通販で買える生のカニにはいくつか種類がありますので、そちらを紹介します。

生ズワイガニ


かに本舗 生ずわい蟹半むき身満足セット

こちらカニ鍋もしくは焼きガニ用のカニになります。殻が付いているので、鍋に入れて煮すぎても味が抜けにくいのが特徴。最初にカニ通販に挑戦するならこちらを選択するのが無難でしょう。

ズワイガニポーション


かにまみれ 本ずわい蟹生フルポーション

こちらはカニしゃぶもしくはカニのバター焼き用で。むき身になっているので、食べやすいですが、カニの味は抜けやすい。なのでしゃぶしゃぶで食べる場合は、あまり煮すぎないようにしてください。

だるまさん

マルゲン後藤水産 だるまさん

こちらはポーションの、持ち手の殻が無いバージョン。おそらく製造途中で持ち手が取れたからこういう状態なんですが、味は変わらず、持ち手が無いから割安。これはバター焼きに最適です。もちろんカニしゃぶでも普通に美味しいです。味は変わりませんし。

お刺身ズワイガニ

かに本舗 【刺身用】超特大生ずわい脚肉むき身

生で食べられるズワイガニを提供しているショップは数少ないのですが、かに本舗かにまみれには用意があります。でもよく売り切れますので見つけたらラッキー。

お刺身のカニの味は、とても稚拙な表現になるんですが甘いです。カニの身って、こんなに甘いんだ・・・。ぬるっとした食感もたまりません。ちょっと火にかけ、半生で食べるのもGOOD。

生タラバガニ

かに本舗 特大6L生たらば肩脚

生タラバは焼きガニがおすすめです。もしくは茹でたて、蒸したてのタラバガニを食べる用。タラバガニはズワイガニに比べるとかなりデカいです。なので鍋に入れるのは大変。調理するにしてもキッチンでやっちゃうのがオススメです。

タラバガニポーション

かにまみれ 極太本たらば蟹フルポーション

売ってるところが滅多に無い、タラバガニのポーション。鍋でタラバガニを食べるならこれ一択。ポーションと言えどタラバガニなので、火を通すのには時間はかかりますが、その分食べごたえ十分。口の中がカニの身で溢れかえります。

 

ボイルガニってどんなの?

とうとうやってきました、ボイルガニ。お待たせしましたボイルガニ。ボイルガニってどんなのかものなのでしょうか。

 

獲れたカニをボイルして冷凍したもの

よく漁港などに行けば「浜茹で」と書かれている商品があったりしますが、それと同じ意味合いです。穫れたてをすぐにボイル、つまり新鮮なままボイルするので、冷凍の生のカニをボイルするより美味しくいただけます。

 

ボイルガニのメリット3つ

ここでは僕が考えるボイルガニのメリットを3つ紹介したいと思います。

そのまま食べられる

やはりボイルガニのいいところは、解凍したらそのまま食べられる点です。調理の必要がなく、そのまま食卓に並べられるのは準備する側からしてみれば簡単でいいですね。

見た目が派手

ボイルガニは丸のまま販売されている商品も多くあります。なのでそのまま食卓にドーンと置くと、かなり見た目は派手。お祝いごとやお正月など、ハレの日にはちょうどいいですね。

カニミソが味わえる

先程も書きましたが、ボイルガニは丸のまま販売されていることが多いので、もちろんカニミソが味わえます。カニの甲羅をパカっと開ければ、そこには濃厚なカニミソが詰まっています。

 

カニミソはズワイガニ

 

毛ガニ

両方で味わうことが出来ます。特に毛ガニのカニミソは絶品!

別注文出来る瓶詰めなどのカニミソもありますが、やはりカニから直接取ったカニミソとは全然味が違います。ちなみにタラバガニにはあまりカニミソは入ってません。タラバガニのカニミソは一般的には美味しくないって言われていますが、僕が食べたタラバガニのカニミソは美味しかったです。鮮度の関係かもしれません。

 

カニの甲羅にお酒を入れて・・・

小さい頃、親父がよくやってたカニの甲羅酒。飲ませてくれとせがみましたが、もちろん断られました。よく考えたら、あの頃は酒はもちろん、カニミソも食べられなかったのに。大人の特権、甲羅酒。丸のままのボイルガニならではの楽しみです。

ボイルガニの食べ方

ボイルガニ、どうやって食べるのがオススメか紹介します。

ボイルガニはそのまま食べて!

やはりボイルガニはそのまま食べてください。それが一番美味しいと思います。少しポン酢を付けたり、三杯酢を付けるのもいいですが、最初はそのまま食べてみてください。カニ自体が持ってる塩味で十分美味しいです。

 

マヨネーズを付けても美味しく食べられます。

 

ボイルガニは温めない

カニに限らず、お料理は温かいものを食べたいと思うのが人情ですが、ボイルガニは冷たいまま食べるようにしてください。茹で直すなんてもってのほか、レンジや、蒸すのもオススメしません。

ボイルガニは温めると何故か味が落ちる

 

これは一般に言われていることです。セールストーク的に温めてもいいよーって言うお店の人もいますが、鮮魚業界者でボイルガニを温めて食べる人はほとんどいません。そのまま食べることをオススメしています。実際に僕もボイルガニを温めて食べたことがありますが、味が抜けるのではなく、味が落ちるんですよね。臭みも出てきます。なんども書きますが、ボイルガニは冷たいまま食べるほうがオススメ。

どうしても温めたい場合は、時間短めで蒸してください。鍋に入れちゃ絶対にダメ。

 

かにチャーハンにもボイルガニ

せっかくのカニなので、チャーハンに入れるとかもったいない気がしますが、それでも美味しいんだから仕方ないです。かにチャーハンなど、カニの身をほぐして料理にするなら、ボイルガニのほうがやりやすいですね。ただ、ボイルガニはすでに火が通っているので、チャーハンにするときはカニは最後に入れて、上に乗せるか、混ぜる程度にしましょう。

 

ボイルズワイガニの解体法

ここではズワイガニの解体方法を解説します。いずれのカニにせよ、ボイルガニを食べるときはキッチンバサミを用意しましょう。

まずはおなか側のフンドシと呼ばれる部位を取り除きます。

 

ズワイガニの脚をまとめて持って、頭側から開くように・・・

 

バコッと外します。

 

これでキレイにカニミソが取り出せます。甲羅を下にすることで、カニミソがちゃんと甲羅に残るようになります。

 

肩肉から脚を取り外します。

 

脚は胴についてた方を完全カット。逆側は両サイドに切り込みを入れます。

切り込みを入れた方を、手でパキッと折ってください。それで注意深く身を引き抜くと・・・

 

じゃじゃーん!カニの身がスルッと出てきます。その他の部分はハサミで力技で。

 

ボイルタラバガニの解体法

ズワイガニとタラバガニは同じような感じで身を取り出せます。

タラバガニは頭側に親指をかけて・・・

 

パカッと開くことが出来ます。

 

エラなどを取り外したら、脚と肩肉のみになります。

 

タラバガニはそれぞれの脚に肩肉がくっついてきますので、肩肉は取り外しましょう。肩肉ももちろん食べられます。

 

こちらの写真はタラバガニ。まず脚の片側を完全にカットし、反対側(脚先が付いてる方)の両サイドに切り込みを入れます。

 

切り込みを入れた方を、手で曲げると簡単に折ることが出来ます。

 

注意深く引き抜くと、スルッと抜けます。

 

後はカニの身にかぶりつくだけ!

 

ボイル毛ガニの解体法

毛ガニはズワイガニやタラバガニとはちょっと違った解体法になります。

毛ガニの場合は先に脚を全部外しておきます。

 

胴体と脚が分離できました。

 

毛ガニも頭の方からパカッと開けば、中にカニミソが出てきます。

 

毛ガニのカニミソ最高!

 

甲羅は半分にカット。このときカニミソだけ別によけてもOK。

 

半分にカットしたら、さらに半分に。今度は水平方向です。

 

するとこのように、肩肉が出てきます。

 

スプーンで掻き出すと、かなりの量のカニの身が出てきます。脚の身より繊細な味でこちらも美味しい!

 

さて脚の方ですが、図のように脚の両端をカット。ちなみに先の小さい方も同じ要領で解体してください。

 

殻を剥くように、両サイドにハサミを入れます。

 

じゃじゃーん!カニの身が出てきます。

 

あとは箸で持ち上げると、するっとカニの身が取り出せます。

 

ボイルガニの商品例

一口にボイルガニと言っても、いろんな種類の商品が販売されています。ここではボイルガニの代表的な商品例を紹介します。

ズワイガニ(丸)


かにまみれ ズワイ浜茹で姿

まずは丸のままのズワイガニ。どーんと丸のままのカニはインパクト大。カニの脚をメインに、甲羅を外して肩肉や、カニミソなどをいただきましょう。

大きさにもよりますが、2人で食べるのがちょうどいいかも。ただし、カニだけでお腹いっぱいにするなら、1人一杯がいいと思います。

 


かに本舗【境港厳選】浜茹で松葉ガニ

かに本舗では鳥取県境港で獲れた松葉ガニ(高級ズワイガニ)を届けてくれます。水揚げされた松葉ガニを、すぐに茹で上げたものです。はっきり言って高級食材!食べたいなぁ・・・

ズワイガニ(脚)

かに本舗 大型4Lボイルずわいがに肩脚

こちらは丸のズワイガニから甲羅を取ったもの。肩肉も付いていることが多いです。一番の利点は食べやすいこと。また甲羅がない分、丸のズワイガニよりはお値段抑えめ。ただしカニミソは食べられません。

こちらも1人一肩(一匹の半分の脚と肩)がちょうどいい量なので、上の商品だと6人ぐらいで食べられます。カニだけ食べるなら2つあるとベター。

タラバガニ(丸)

かに本舗【北海道産】ボイルたらばがに姿

これさえあれば食卓の主役は間違いなし!どーんと大きなタラバガニは迫力満点です。タラバガニは甲羅も硬いし、甲羅のトゲも鋭いので、解体するときはケガに注意してください。大きさにもよりますが、タラバガニ一杯を2人で食べたらお腹いっぱいに。3~4人で食べるようにしてください。

タラバガニ(脚)


かにまみれ タラバガニボイル脚 完全一本物

タラバガニの脚はお手軽にタラバガニが楽しめます。肩肉も付いているし、もともとタラバガニはカニミソは期待出来ないので、丸のままよりも、こちらのほうがお得かもしれません。

タラバガニの脚はデカイです。口の中がカニの身でいっぱいになります。かなり食べごたえがあって、カニ食べた満足感がすごい!

毛ガニ

かにまみれ 浜茹で毛ガニ

毛ガニは基本的に丸のまま販売されています。生や脚だけでは販売されていません。なぜなら毛ガニの主役はカニミソですから。ズワイガニのカニミソも美味しいですが、毛ガニが一歩上。濃厚な味わいの毛ガニのカニミソは、一口食べると幸せな気分になります。

もちろんカニの身も美味しいです。毛ガニの身はカニミソ同様やはり濃厚なお味。カニの味がぎゅっと詰まったような味わいです。身質は硬め。

 

生のカニとボイルガニの見分け方

もちろんショップには「生」や「ボイル」と表記されていますが、一発で見分ける方法があります。


写真はかに本舗より

 

殻の色が違う

生のカニは殻の色がくすんだ色になっていますが、ボイルガニは殻が鮮やかな赤色です。

これは殻に含まれる青い色の「クラスタシアニン」というタンパク質が、熱によって分解され、赤い色の「アスタキサンチン」が前面に出てくるからだそうです。アスタキサンチンは鮭やいくらの赤い成分と同じですね。

とにかく、殻が鮮やかな赤色になっているものは、すでに加熱されたものだと思ってください。ただし身は生でも赤いので参考になりません。

 

美味しい解凍方法

カニ通販で美味しいカニを食べるには、いいカニ通販ショップを選ぶことと、もう一つ。適切に解凍することです。

ここでは美味しくカニを食べるための解凍方法をお伝えします。

生のカニの解凍方法

生のカニは解凍したら、どんどん色が黒くなっていきます。別に黒くなっても食べられるんですが、見た目が良くない。

なので流水で解凍してください

解凍時間は5~6分程度。詳しい解凍方法は下の動画が分かりやすいです。3分以下の動画ですのでぜひ見てください。

 

 

冷蔵庫で解凍は難易度高し

よく「冷蔵庫でゆっくり解凍する」というふうに紹介されている場合もありますが、これは難易度が高いです。なぜなら冷蔵庫は実はその家庭の冷蔵庫ごとに温度が違います。冷凍のカニを半日ぐらい冷蔵庫に入れとくと、まだカチカチで食べられなかったり、逆に完全に解凍され、カニが黒くなってたりします。時間を見極めるのが難しいんです。ぜひ流水で解凍するようにしてください。

ボイルガニの解凍方法

ボイルガニは逆に流水で解凍するには時間がかかります。あまり流水に晒しすぎると、カニの味が抜けてしまったりします。なので冷蔵庫もしくは冬なら常温で解凍してください。およその解凍時間は商品同梱の注意書きに書かれていますが、常温ならだいたい5~6時間で解凍出来ます。

脚はそのままでいいですが、丸のカニは、カニのエキスが流れ出ないよう、甲羅を逆さまにして解凍するようにしてください。

到着したカニはこのように氷膜が付いていますので、先に氷膜を流水で洗い流すと早く解凍されます。

シーン別の選び方

どのようなシーンで食べるかで、カニを選んでみました。

カニがメイン → カニ鍋がオススメ!

やっぱりね、カニは鍋が一番美味しいと思うんですよね、個人的に。カニをがっつり食べたい、カニを思いっきり堪能したいのならカニ鍋がオススメ!

カニ+他の料理 → ボイルガニがオススメ

親戚の集まりや友人とのパーティーなどで、カニも食べたいけど、他の料理も出したいときはやっぱりボイルガニがいいでしょう。カニ鍋にしちゃうと、鍋のスペースだけでもテーブルをだいぶ占拠しますしね。

お正月でおせちと一緒に食べるときもボイルガニが便利ですね。

 

生のカニランキング

ここでは実際に食べた生のカニのランキングを紹介。美味しかったもの、コスパが良かったものなどでランキング付けました。

第1位 かに本舗

かに本舗

生のカニ、1位はかに本舗
実は個人的に何度もリピートしています。あと義両親などへの贈り物にも使ってますし、イラン人の友人が来たときもかに本舗。

なんと言っても鍋用のカニのクオリティが高い!割烹料理屋さんなど、プロもこっそり使ってるらしいです。またカニの商品の種類も豊富で、生のズワイガニだけでもカニの大きさ別、食べる人数別でいくつか種類があって、刺身用のズワイガニやカニしゃぶ用など選ぶのに悩みます。とにかく困ったらここで問題なし。おすすめです。

 

第2位 ますよね

ますよね

安定感ある感じでますよねが第2位。こちらは楽天市場のお店なので楽天派の方はこちらでお買い物するといいかも。味は高レベル、美味しかったです。1位のかに本舗と遜色ないレベル。ただ上位と比べると、商品内容がかぶってるのと、カニ以外も売ってて専門店っぽく無いから2位。

 

第3位 かにまみれ

かにまみれ

3位はかにまみれ。名前がいいでしょ?かにまみれ。商品数がかなり多く、タラバガニのポーションが売ってる数少ないショップです。ただ、このショップの推しはボイルガニで、結構売り切れの商品が多いので3位にしました。

 

第4位 マルゲン後藤水産

マルゲン後藤水産

第4位はマルゲン後藤水産。正直、サイトはしょぼいけどカニのクオリティは素晴らしい。写真の商品「だるまさん」のコスパは最高です。他の商品は食べたこと無いので分かりませんが、だるまさんが美味しいので他もきっと美味しいでしょう。

 

第5位 北国からの贈り物

北国からの贈り物

カニ以外にもウニやイクラやトウモロコシやスープカレーやラーメンなど、北海道の美味しいものをたくさん取り揃えてるのが北国からの贈り物。なのでいろんなものを買いたい人には楽しいショップだと思います。ただカニに関してはちょっとしょっぱかったんですよね~。あと一つ一つがちょっと小ぶり。なのであんまりランキング上げられず、5位。

 

ボイルガニランキング

ここでは実際に食べたボイルガニでランキングを紹介。美味しさをメインに、商品ラインナップやコスパなどでランキング付けました。

第1位 かにまみれ

かにまみれ

ボイルガニ堂々1位はかにまみれ。なんと言っても四大蟹セットが迫力満点。ズワイガニやタラバガニ、毛ガニはもちろん、花咲ガニが食べられるのは超希少。しかも全部美味しいとなると言うことなしです。

 

第2位 かに本舗

かに本舗

ボイルガニも高評価のかに本舗。種類も豊富だし、ボイルガニにおいてもやっぱり安定の品質。文句なく美味しいです。総合的に見ればここがトップ間違いなし。

 

第3位 北国からの贈り物

北国からの贈り物

ごめんなさい、ボイルガニはこちらのショップでは食べたことが無いです・・・ 3位にした理由はかにまみれには劣るけど、3大ガニセットがあるから。種類も豊富だし、美味しそうだしってことで。

 

第4位 ますよね

ますよね

ごめんなさい、ますよねさんもボイルガニは食べたことが無いです。でもこのタラバガニ見てください!すげー美味しそう・・・

 

第5位 マルゲン後藤水産

マルゲン後藤水産

度々ごめんなさい、マルゲンもボイルガニは食べてません。だるまさんが美味しかったのできっとボイルガニも美味しいでしょう、ってことで。

 

というわけで、カニ通販について、僕の知りうるほとんどのことを書かせていただきました。これであなたもカニ通販マニアになってるに違いありません。家族や友人にここで書かれたカニの知識を披露してください。すげーって言われるか、ふーんって言われるかは当ブログでは責任を持てません(笑)

とにかく、今年の冬は美味しいカニを思いっきり食べてください!

 

魚屋がこっそりリピートしているカニ通販

かに本舗
12年連続でネットショップ大賞1位のカニ通販ショップ。正直、冷凍のカニがここまで美味しいとは驚きました。元魚屋の僕がこっそり通販で何度も買っています。両親やお世話になった人への贈り物にも使っています。

 


 

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