これがとらふぐの歯です。

ふぐの歯


この歯!見てください!


コイツらは貝とかヒトデ(意外と硬い!)とかを食らって生活しているので、歯も丈夫なんですね。



先が尖っていて、歯全体はカッターのようになっています。

鍋にして食べた後の骨を見ても、すごいのなんの。

間違って噛んだら、こっちの歯がやられますからね・・・



噛まれたら、そらもう半端じゃない痛さだそうです。

本田鮮魚店店主・本田元一も、一度、ふぐに噛まれています。
(後年、さらに鱧と鯛にまで指を噛まれることになろうとは・・・)

ふぐに噛まれた日の夜、彼は手を包帯でグルグル巻きにして、しかもその包帯に血がにじんでおりました。



父は苦痛に歪んだ顔で、

「爪を噛まれた・・・」

と小さく呟いていたのを覚えています。



まだ幼かった息子の僕はそれを見ておののき、


「魚屋には決してなるまい・・・」

と、心に誓ったのでした(悲)




決して生きたふぐには安易に近づかないようにしてくださいね。






↓これが骨だけの写真です。


歯の骨




写真提供:ふぐ料理 ともえ
京都は紫野にある、有名ふぐ料理店どす。。。








 



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