
僕が小学生とか中学生のころ、魚屋の親父がカニをよく持って帰ってきてました。持って返ってきてたカニはほぼズワイガニ。
「このカニは国産だから高い」とか「ロシア産だからそこそこ」とか言ってたような気がします。ちょっとロシア産のことは見下してた感じを覚えてる。
確かに昔のロシア産のカニは不味いものが多かったようです。
でも今はロシア産のズワイガニも普通に美味い
そもそもカニ自体は同じ海で穫れるわけだから、本来の味には違いありません。
なぜ昔のロシア産はまずかったのかと言うと、ロシアの漁師や業者の冷凍技術が、昔はダメダメだった。
今のロシアは日本から冷凍技術を学び、美味しいカニを届けられるようになってます
今、通販で買えるカニのほとんどがロシア産、カナダ産などになりますが、元魚屋が食べても本当に美味しいですよ。最初食べた時は「今のロシア産カニってこんなに美味しいの?」ってビックリしたぐらいです。
僕が実際に食べたカニ通販をランキング形式で紹介しています。どんなカニが届くかも写真付きです。
この記事を書いているのは・・・

魚屋のネットショップを2003年から16年間運営していた店長の本田和也です。親父が魚屋だったので、幼少期から半ば強制でカニを食べつくしてきました。美味しいカニの見分け方、カニの美味しい食べ方は熟知しています。カニ通販は10社以上、20回以上利用しています。
カニ自体は国産もロシア産もほぼ同じ
まず最初にお伝えしたいこと
カニ自体は国産であろうが、ロシア産であろうがほぼ同じカニ。
なぜなら日本もロシアも、同じような海域でカニを獲ってるわけです。

産地は海ではなく、水揚げされた港の場所で決まります
つまり同じ海域で穫れたカニでも、ロシアで水揚げしたらロシア産、日本で水揚げしたら国産になるわけです。
カニの質自体にさほど違いはありません。むしろより水温の低いロシアの方が、カニ自体は美味しいという人もいるぐらい。
だからカニ自体はロシア産が劣っているわけではないんです。
ロシア産のカニが昔はダメだった理由
ロシア沿岸のベーリング海はカニの好漁場として有名です。
そのカニを昔はロシア人が獲って、冷凍したものを、日本の業者が買い付けていました。
昔のロシアは冷凍が適当だった
本来なら獲ってすぐに冷凍しないとカニは鮮度が保てないんですが、一旦港に水揚げしてから冷凍してました。しかも冷凍設備の性能も良くなかった。
日本の技術で変わるロシア産のカニ
ところがある時期から、ロシア産のカニも美味しくなりました。
今のロシアは漁船に冷凍設備がある
獲ってすぐに冷凍するので鮮度が保たれて、美味しく冷凍出来るようになりました。日本の業者がロシア産のカニを買い付けるために指導したんです。
特にかに本舗などの大手カニ通販会社では、船ごと直接買い付けしています。さらに加工場に日本人の指導員を送り込んで品質を一定以上に保っています。

※かに本舗公式サイトより
というわけで、今はロシア産のカニでも、国産のカニと遜色ないレベルの美味しいカニがリーズナブルに楽しめるわけです。
国産のカニはもっと美味しい?

ネット通販でも国産のカニが売ってることがあります。
国産とロシアの違いは冷凍しているかどうかになりますね。
国産は冷凍してないので、その分美味しいはず。
でもね冷凍してないから、送られてくる途中で鮮度は落ちるんです・・・
なので正直、値段ほどの味の違いはない。むしろ冷凍モノのロシア産の方が美味しいんじゃないの?とまで思ったりする。
元魚屋としては、国産のカニを食べるなら現地で食べないと、そのポテンシャルを十分発揮できないと思っています。
ロシア産でも十分美味い!

↑ロシア産のカニです。食べてる様子はカニ通販実食ランキングで。
ロシア産のカニは、昔は確かに不味かったです。
でも今は国産のカニとほとんど違いはありません。
ロシアのカニが改善されたのは、冷凍技術を日本がロシアに持ち込んだことが一番大きな要因です。
なのでロシア産だから不味いというイメージはあるかもしれませんが、今は美味しいので気にせず楽しんで下さい。
このカニもロシア産です
