スカスカおせちのおかげで今の通販おせちの隆盛がある!?
2011年正月、一部の人の気持ちを新年早々、地の底まで陥れたあるレストラン、その名はバードカフェ。現在はもちろん運営はしておりませんが、そのバードカフェが販売したおせち料理があまりにもひどかったことで日本中は騒然となりました。
まるで残飯!
だって当時の広告ではこんなのだったわけです。かなり美味しそうです。それが蓋を開けてみると・・・
やはり残飯!
あまりの酷さに、フィギュアまで作られる始末。
量が圧倒的に少ないのはもちろん、説明にあるものと違うし、盛り付けはぐちゃぐちゃ、挙句の果てに腐ってるものもあったらしい。中には届かなかった人もいるみたいだけど、むしろ届かないほうが良かったかも。。。
事件後、おせち業界はどうなったか?
あの事件で、おせちの通販業者の方は、当事者をさぞ恨んだことでしょう。だって通販おせちのイメージは地に落ちたわけですし、翌年の売上が大きく下がることは容易に想像出来たでしょう。でも実際には結果は逆だったようです。ある会社では、事件の翌年の売上が2倍になったそうです。
あの事件がきっかけで、通販おせちの認知度が一気に上がったのです
今まで通販でおせちが買えると言うことは、知ってる人はいたものの、あまり一般的ではありませんでした。でもあの事件で消費者の頭のなかに「おせち=通販」のイメージが強烈にインプットされました。あんなひどいおせちは、あくまであの会社がやったことであり、普通はまともなおせちが届くってことはみんな分かってたわけです。
今やネタにされることはあっても、本気であんなおせちが届くと思ってる人はほとんどいなくなりました。奇しくもイメージダウンのあの事件が、今のおせち通販の隆盛の手助けをしたってことですね。
魚屋がこっそりリピートしているカニ通販
かに本舗
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