メスのカニの地域ごとの呼び方
メスのカニはうまい。カニの身はもちろん、外子と呼ばれる産卵直前の卵はプチプチとした食感が楽しめるし、内子と呼ばれる未成熟の卵はねっとりとした味が楽しめる。
うーーーー日本酒が合う！
ってなわけで、メスのズワイガニ一パイあったら、２合は飲めるね。もちろん最後は甲羅に酒を入れてちゅちゅーっと。。。
このメスのカニ、地域によって微妙に異なるんだけど、概ね11月～1月の間の2ヶ月間ぐらいしか食べられない。こんなの一年中食べられたら確実にアル中になるね。
ってなわけで美味しくて酒にも合うメスのカニですが、地域によって呼び方が違います。
一般名称：メスのズワイガニ
まあどの地域でも、この言い方をすれば通じる。ただ地域によっては
「ああ、○○ガニね。」
ってな感じで、こいつモノを知らねーなみたいな蔑まれ方をするので注意（笑）
鳥取、島根、兵庫、福井など：セイコガニ
いわゆる山陰地方では、セイコガニって呼ばれることが多い。他にセコガニとかコガニとか呼ぶところもあり。この「セイコガニ」っていう名前が一番一般的なのでは無いだろうか？他の地域でもセイコガニって言っとけばまず間違いは無さそう。
丹後地方（京都府）：コッペガニ
京都は独特な文化があるので、メスのズワイガニの呼び方も違う。ちなみに管理人（魚屋の息子）もコッペガニと呼んでいたが、なんかパンみたいで安っぽいのであまりこの呼び方は好きじゃない。
石川、富山：香箱ガニ
この呼び方が一番美しいよね。コッペガニよりは断然美味しいイメージがある。名前だけだけど。
名前の由来は、特に金沢ではこんな感じで「香箱」みたいに美しく並べて供されるのだ！
美味しそうでしょ？
新潟：メガ二
雌のカニってことで、そのまんま。
というわけでメスのズワイガニの呼び名ですが・・・
美味しそうチャンピオン：香箱ガニ
普及してるチャンピオン：セイコガニ
って感じでどうでしょう？
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